続・趣味のハナシ

前回はミュージカル「CATS」のハナシをしましたが、

もうひとつ好きな物語がありまして。

 

それは、長く長く愛され続けている「レ・ミゼラブル」です

今朝も通勤の車の中でCDを聴きながら運転してました

（ちなみに今日は物語後半の

短い命を終えてしまったガブロッシュのシーンのあたりからです）

海外でも日本国内でもミュージカルではロングラン作品となっていて、

数年前にはヒュージャックマン、アンハサウェイ主演で映画にもなりましたね。

 

どうして私はこの作品に魅了されたのか？

なぜ長きに渡り愛され続けているのか？

私なりに分析してみました。

 

まずこの作品には人がこの世に生を受けてから死ぬまでの一生がすべて詰まっています。

得てしてミュージカルや映画は「恋愛もの」だったり「人情もの」だったりと

人生のなかの一片を切り取っているものがほとんどですが、

この「レ・ミゼラブル」は「生きること」すべてが凝縮されているのです。

 

生と死　憎愛　喜びと悲しみ　慈悲と無慈悲　希望と絶望　弱さと勇気　…

 

愛する子どもを残して無念にも命を落としてしまったフォンテーヌと

その気持ちを受け継ぐジャンバルジャンの責任と自分の生い立ちとの葛藤。

自分の正義が間違っているのではないかと気がついた時のジャベールの絶望。

仲間を失ない、自分の生きる価値を見出せずにいるマリウスとそれを助けるコゼット。

 

私も生まれて間もなく半世紀。

色々なことを経験してきましたが、喜び悲しみ、希望絶望など

波のように、思いが打ち寄せては離れ、離れては打ち寄せ…

そんなことの繰り返し。みんなそうですよね。

 

それでもいろんな人に支えられ、誰かの役に立てることで自分の価値を見出せるのかな。

一生の間で涙するより笑ってる時間が多ければ嬉しいな

 

「レ・ミゼラブル」が好きな人がいたら、ガストのドリンクバーで6時間は一緒にすごせます

 

余談ですが、この物語の作者でもあるヴィクトル・ユーゴーとはどんな人なのか？

他にはどんな作品を書いているのか気になり、

アマゾンで2冊ほど本を購入しましたが、難しすぎて睡眠導入剤と化してしまいました

 

 

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