旭川の少女

先日、ショックを受けたニュースがあります。

中学二年生の女子生徒が、公園で凍死した事故で

いじめを苦に自殺したとの事でした。

以前からいじめを苦にしての自殺はありますが、

コロナが原因で自殺の増加もあるそうです。

生きがいや将来の希望、夢…

そんなものが見いだせない人生は

若い人にとっては苦痛でしかないのかもしれません。

 

話しは戻りますが、旭川の女子中学生。

写真が公開されていましたが、

笑顔のかわいいどこにでもいるようなふつうの女の子です。

ご両親やおじいちゃんおばあちゃんからいっぱい愛情を注がれて

大きくなったのだと写真からも想像できます。

その少女がいじめを苦に凍死…

彼女は寒い夜、何を思い公園で眠りについたのでしょう。

どうして暖かい家に帰らなかったんだろう。

それとも帰れなかったのか。

友だちに何をされたの?

先輩に何を言われたの?

 

少女がなくなる前、いじめを確信した母親は学校に出向きます。

そこで教頭からこんな言葉を聞かされます。

「10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来どっちが大切ですか。

1人のために10人の未来を潰していいんですか。

どっちが将来の日本のためになりますか。

もう一度冷静に考えて下さい。」と。

 

ヤフーニュースでこの部分を呼んだ時

とっても衝撃を受けました。

10人の加害者と1人の被害者、どちらの未来も大切ですよ。

どうして比較するのかな。

比較できるものなのかな。

生徒の未来は平等ではないということなの?

更に突っ込んで話すと、この「いじめをヨシ」とした加害者10人が大人になり

その大人が周りに与える影響はどう説明するんだろう。

×10人ですよ!!

反省もせず、教育者である教頭がいじめなんてなかったことにして

何も感じず高校生になり、またそこでいじめをしたら

新たな犠牲者が生まれる。

大人になって子どもができたら?

その子どもがいじめの加害者になったら?

いじめはダメよって言える大人になってる?

もし被害者だったら、なんでうちの子をいじめるの?って言うの?

冷静に考えるのはあなたです!!

本当に怒りが沸いてきました。

この時適切な対応を取ってくれていたら

この少女は死なずにすんだかもしれません。

 

この前もブログに書いたけど、

防げる事故と同様防げる事件(これは事件ですよね)です。

これ以上若い命がなくなりませんよう。

少女の冥福を祈ると共に、心から願うばかりです。

 

 

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