興味深いドラマ
毎週火曜日の夜、
NHKで「燕は戻ってこない」だったかな?
そんなタイトルのドラマが放映されている。
ざっくり「代理母」の話。
子どもを授かることができなかった
お金持ちの元バレエダンサー夫婦
(旦那が稲垣吾郎、奥さんが内田有紀という
なんて美しいカップル)が
人工授精で全くの他人のお腹を借りて
(卵子も提供という設定)
出産してもらうという話。
日本では倫理的に認められておらず
あくまでも「ドラマ」の話しなんだけど、
引受けるという決断をしたのは
北海道から状況してきた29歳の女性。
医療事務の仕事をしているが
手取り14万ほどで
貯金をする余裕もなく
一生懸命働いても
カツカツの状態から抜け出せない。
ひょんなことからこの
「代理母」の話を知り、
仲介屋に登録することになり
卵子提供者のつもりが
「代理母」に選ばれてしまった。
その仲介屋では
「代理母」を選ぶ規定を
「一度堕胎手術をした20代の女性」
としている。
とても胸がむかむかする規定だ。
一度妊娠歴があるということは
「妊娠ができる」という安心材料になるらしい。
堕胎手術の経験の有無の規定は
ドラマの中ではっきり言ったかどうか
うろ覚えだけど、
「赤ちゃんを手放しても大丈夫な人」とでも
考えていたら、
それはそれで本当に短絡的で
とてもムカつく規定だ。
前回の話では
どんな人なのか
依頼者夫婦と代理母が直接会い
引受けるのかどうか
最終決断を迫られていた。
旦那さんは
「自分の遺伝子が引き継がれる!」と
それだけでわくわくした様子。
代理母の話は義母からの提案で
必要な経費、
仲介屋への支払いと
代理母への謝礼等々
義母が全て支払うことになっている。
こどもができなかった奥様は
蚊帳の外で、
代理母に「本当にいいのか?」と
詰め寄るシーンもあったが
最終的には
自分の遺伝子がない子でも
「育てる」と覚悟を決める。
このドラマって
問題提起がたくさんあって、
倫理観はもちろんのこと、
労働者の低賃金問題
少子化問題
不妊やそれを取り巻く嫁姑問題
社会的立場 などなど
いろんなことが絡み合っている。
さすがNHKだなぁと感心。
出産するということは
ただ子どもを身ごもって
産むということではない。
お金欲しさに
引き受けるものではないと思うけど、
ドラマの中では
生活に困っていて
自分の健康な体を「提供」し
対価を受け取るのは
悪い事なのか?と。
一方、依頼している奥さんは
直接話をする際、
もっと自分の身体を
大事にしてほしいと言う。
約一年、行動は制限されるし
出産後母性が目覚めないと
言い切れなくもない。
赤ちゃんを産んで
遺棄してしまうという事件も
何回もおきてるけど
罪に問われるのはいつも母親。
勝手に子どもがお腹の中に
飛んでくるわけじゃないのに。
出産で身体がボロボロになるのも母親。
責任感のない男の人ばかりではないと思うけど
「出産」に関しては
女性の方がダメージが大きすぎる。
その上、その間仕事ができない
育児も母親が担う量の方が多いとか
そんなんじゃやっぱり
少子化は進むよね。
結婚をするしない
子どもを持つ持たない
などなど
多様性が認められる時代は
生きやすいようだけど
色んな人の生き方が見える分
これが正しいのか?
この選択で後悔しないか?と
悩む人も多そうな気がする。
何はともあれ
自分の中で信念を持ち続けること、
他人と比較しないこと、
傷つかないようにするには
心を揺さぶられないように
自分を保つことなのかもなぁと
そんな風に思うのです。
ワコーズホーム株式会社 HP
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