NHK朝ドラ

NHKの朝ドラは

毎朝15分という特殊なドラマだと思う。

ナレーションが

適度に状況を伝えながら

15分である程度話しをまとめている。

更にこの先どうなるんだろうか、と

続きが気になるような形で

うまーく15分で終わらせている。

 

今のお話し(朝ドラ)が始まると

前のってなんだったっけ?って

すぐ忘れちゃう。

今が「虎に翼」で

その前が「ブギウギ」。

その前は「らんまん」になるのかな。

 

前回の「ブギウギ」も楽しく観てたけど

今回の「虎に翼」は「ブギウギ」以上に

時代に翻弄されている物語で

観ていてとても苦しくなるシーンが

たくさんある。

 

男尊女卑の時代、

そして

世界大戦の時代。

世間の目を気にして

窮屈でも「いやだ」と言えない。

親にも逆らえない。

自分の気持ちを封じ込めて

決められたレールに

乗らなければならないって

どういう気持ちだろう。

 

主人公のとらちゃんは

女性で初めて弁護士になるも、

「女性だから」と

様々なところで色眼鏡で見られ、

結婚したら「妻」や「嫁」になり

子供ができたら「母」になる。

寅子という個人はかき消され

「妻」「母」という枠に入れられる。

 

昭和初期ほどではないにしても

私も結婚して苗字が変わった時は

今までの自分がいなくなったような気がした。

もう奥さんなんだから

こうしなきゃ、とか

こうでなきゃいけないとか

そんな気持ちもあった。

誰に言われたわけでもないのにね。

世間の目を気にしてたのかもしれない。

 

子どもができたらできたで

子育てはこうするべきだ、

というような

プレッシャーもあった。

 

そして男尊女卑は

未だにあるけど

私が若いころは

今以上にあったと思う。

 

働き始めたころ、

女だってことだけで

お給料が違うってことに

衝撃を受けたよ。

なんで?って

未だに理解できないけど

まぁ世の中そういうもんだから

そういうことなんでしょう。

 

女だからと

責任ある仕事も

任せてもらえなかったりすると

悲しい気持ちになる。

仕事には大きいも小さいもなくて

全てに責任を伴うと、

今となってはそう思えるけど

それでも女性だってだけで

チャンスをもらえなかったり、

オマケみたいな扱いだったりすると

憤りを感じるのは

私だけではないと思う。

 

そうは言っても私自身

男なんだから!

女なんだから!と

区別とも差別ともつかない

気持ちがあることも否めない。

 

とらちゃんが生きてた時代から

おおよそ100年。

全く変わってないとは言わないけど

根強く残ってるのは事実なんだな。

 

戦争によって理不尽に

命を落とすようなことは

今の日本にはないけれど、

世界を見れば同じ悲しい歴史は

繰り返されているわけで。

 

根強い不平等と戦争という過ち。

毎朝たった15分の朝ドラだけど

深ーく深ーく

考えさせられるものがある

社会派のドラマだなぁと

思うのでした。

さすがNHK。

 

 

 

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