敢えて面倒なことをやる意味
先日、パソコンを購入した。
普段仕事で
一日中パソコンを触っているから
家では触りたくないというのが
正直なところ。
でも家にネット環境
（Wi-Fiはつながってるけど）が
乏しいというのは
今の時代心許ない。
それだけが理由ではなく
今回購入しようと思ったのは
自分の更なるスキルアップの為。
とは言っても
がっつり勉強する
ということでもないんだけど
ちまちまと興味のあることを調べては
勉強になりそうなアプリをダウンロードし
それについて少しだけ詳しくなる。
いずれ本格的に勉強してみたい！
というものにぶつかり、
チャレンジする日が来るかもしれない。
そんな日に備えて、今回の出資は
私の可能性の第一歩だ (*´▽｀*)
本当に今の時代
なんでも気軽に取り組むことができるから
今の若いコはいいなぁと思う。
ただ、なんでも物事が
簡単にできるというのは
ヒトの成長を妨げているらしい。
単語を調べるにしても
スマホですぐに検索して
答えがわかるより、
紙の辞書をペラペラとめくり
調べるほうが記憶に残るという
データもある。
要するに
プロセスが大事ということ。
その一つ一つのプロセスが
人間の脳を刺激し
より深く「記憶」に刻まれるそうだ。
スマホがなかった時代、
友達の家や親戚の家に電話するにも
五十音順の手書きの電話帳を見て
電話をかけていた。
よくかける友達の家の番号は
覚えてしまっていた。
電話帳を見るという視覚的な刺激、
一つ一つダイヤルを回すという
作業の刺激、
それを繰り返すことにより
電話番号を
インプットしていたんだろうな。
そんな面倒な過程をやってきたという
経験値を持っている私たち世代は、
ある意味若いコより
恵まれているのかもしれないなぁ。
まぁ、そうは言っても
私たちの親世代なんて
もっともっと「不便」だったから
その人たちから言わせると
「甘いな」と言われそうだけど。
こんなこと言ってると
負け惜しみに聞こえちゃうかな (;^ω^)
便利な世の中は
いいのか悪いのか… (-_-)
生まれた時から
インターネットがあり、
それをいとも簡単に
使いこなせる世代の人たちは
作業が多いと
めんどくさいと言うかもしれないけど、
時にはその「めんどくさい作業」が
案外大事だったり
過程の中で想像力が培われ
その先には
相手を思いやる気持ちが養われる。
大袈裟かもしれないけど
そういうことにも繋がっているんだと思う。
めんどくさい作業というと
聞こえは悪いけど
ヒトが人間らしく生きるには
そういった丁寧な作業が
必要なのかもしれない。
敢えてめんどくさくすることって
逆行しているようで
なんだか馬鹿馬鹿しくなるけど
キャンプブームがいい例で
「いちいちやること」に
充実感や達成感を見いだす人もいるから
やっぱり便利だから満たされるって
わけでもないんだろうな。
人はそもそも
ないものねだりをする
動物なのかもしれない。
私も便利さにかまけてないで
いちいちやることの大切さを忘れず
自分のやりたいことを見失わず
丁寧に生きていきたいなぁと
この歳になって
ようやくそう思うのです。
ワコーズホーム株式会社 HP
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