重要項目3.リフォームの進め方
☞ポイント
①希望事項の洗い出し
②依頼業者の絞り込み
③設計
④見積
⑤所要事項・依頼業者の決定
⑥工事請負契約
⑦工事着工
⑧工事実行
⑨工事竣工
という進行過程となります。どのようなリフォームも以下のように勧めるとやり直しや後戻りを防ぐことができ、能率的に遂行可能です。
①希望事項の洗い出し
当然のことですが、最初に行いたいリフォームの要望を洗い出します。
例えば、床、壁、天井を自然素材の材料で造りたい、窓やドアを断熱仕様にしたい、外壁が汚れてきたから塗装したい、雨漏りがするから屋根を直したい、などです。
天然素材リフォームをやりたいなぁ...
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②依頼業者の絞り込み
おおよその希望が決定したら、依頼業者を絞り込みます。まだこの段階で必ずしも1社に絞り込む必要はなく、数社に資料請求して相手の反応を待ちます。(3社くらいが適切です)ピン!ときた業者の営業担当へ希望事項を伝えましょう。
今現在ネットなどでも容易に依頼候補業者を探すことができます。
千葉県にお住いの皆様はこちらへ一度ご相談ください(笑)
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③設計(点検・採寸)
お客様から希望事項を伝えられた業者は、設計を行いますが、こちらでいう設計とは設計図を描くというよりも、床・壁・天井の面積を計測する、使用する建材や設備機器を決定する、外壁や屋根の色や材料、仕上げ方法を決定していきます。ご希望のリフォームが技術的、法律的に実現可能か否かの判定を行います。
④見積
設計を行った業者はその設計に基づき見積りを行います。そして見積書として工事項目及び当該項目費用の内訳を記載し、設計事項と共にお客様へ提出します
⑤所要事項・依頼業者の決定
業者から設計事項と見積書を受け取った依頼者は、設計事項及び見積金額の精査を行い、リフォーム工事を行う事項と依頼業者を決定します。
⑥工事請負契約
依頼業者を決定した依頼者は、当該依頼者に
設計事項
見積書
契約条項・契約約款
をひとまとめにした工事請負契約書として作成してもらい、工事請負契約を締結します。
ここで注意をしなければならないことは、リフォーム工事の場合、設計事項や契約条項、契約約款などを省略し、見積書のみで工事請負契約を締結していることが頻繁に見受けられることです。
このような契約締結方法は後日紛争につながりやすく、また紛争に至ってしまうと、その解決には莫大ば時間と労力を要するので、その作成がなされない業者は見送ることが賢明です。
⑦工事着工
工事請負契約を締結した依頼業者は。請負契約で定めた工事着工日から工事を開始します。当該工事着工日までに、リフォーム工事を開始しやすい環境に住宅内を整えておくことが必要となります。
キッチン リフォーム の場合は棚の整理
外壁 屋根 リフォーム の場合は植木鉢の整理
(これけっこうトラブルの原因になります。私たちも細心の注意を払いますが、お客様のご要望に確実にお答えするには、ご一緒に整理された方が賢明と言えます)
ご近所への方へのリフォーム着工ごあいさつ回り
手前どもが責任をもって行いますが、可能であれば同行していただいた方がよろしいかと思います。
⑧工事実行
依頼業者は工事請負契約で定めた内容のリフォーム工事をスケジュール通りに進行させていきます。お客様は工事中の障害にならない時間帯を選んで当該工事を頻繁に見学することをお勧めいたします。
屋根裏や壁裏
下地工事
など工事完了後には簡単に見えない部分も容易に確認することができるからです。疑問を抱いた部分があれば遠慮なく依頼業者に説明を求めましょう。
⑨工事竣工
契約内容通りのリフォーム工事が完了した場合、お客様と依頼業者が立ち会い、工事完了の確認を行います。ここで契約内容に相違がなければ、工事完了確認書を交わし、工事代金の清算を行って当該リフォーム工事が終了となります。
次回は 重要項目4.見積金額のとらえ方 です