住宅リフォーム重要30項目(+α)
みなさん!こんにちは!
改めましてブログつらつらと書き綴ってまいります。
急速に進む高齢化社会や厳しさを増す地球温暖化によって私たちの生活環境は今までに経験をしたことのない時代に入っています。
それらに影響されるように住宅においても今までにない高度な設計ノウハウ、高性能な建材・設備機器の開発など、ソフト・ハード両面とも大きな改革の必要性に迫られています。
1945年、第二次世界大戦において敗戦国となった我が国は、当時極度の住宅難に直面していました。そしてこの住宅難を解消するため、産・学・官が一体となって効率的な住宅建設に邁進し、平成26年7月総務省統計局の発表では、全住宅数(約6063万戸)の約13.5%(約820万戸)が空き家となっているように、完全に量的な不足は解消されました。
しかしながら我が国の住宅事情は、量的な問題は解決されたものの、今度は質的に様々な問題が発生してしまいました。欧米に比べ住宅の平均寿命が半分程度(30年~50年くらい)の期間しかないこと、地震に対し脆弱な構造であることが顕著になっています。さらに近年、高齢者の生活に配慮した住宅の普及も国の課題です。
これから住宅の質的問題の解決のため、リフォームは解決策の一つとなりえますが、リフォームは既存住宅の条件や目標とする住宅の水準により進め方や依頼先が千差万別でない尚且つ費用面においても複雑な価格攻勢を形成しています。
これからご案内するブログ:住宅リフォーム重要30項目は、リフォームを検討している皆様にとって、その重要となる項目を厳選して分かりやすく解説し、快適で安心に暮らせる居住空間の創造の一助になることを祈念して、お伝えしていくものであります。
それでは具体的次回から重要項目の紹介にうつっていきましょう
次回ブログテーマは
第1章 リフォームの基礎知識
重要項目1 「リフォームが必要となるとき」 です