BSプレミアム「大仏開眼」ってドラマ

滅多に観ないのですが、

5日の土曜日に NHK BSプレミアムで「大仏開眼」というドラマをやっていて

おもしろそうだったので見始めたら、ついつい引き込まれてたっぷり1時間半、

最後まで観ちゃいました。

厳密に言うと、前編の最後まで。

来週12日にも同じ時間帯で後編の放送があります。

平城京、遣唐使の時代の話。

ずーーーーっと昔のことなので、本当かどうかなんて誰もわからないけど、

でもきっと古文書とか出土してる装飾品やらで時代校正してるだろうから

当たらずとも外れてはいないんだろうなぁと思って観ていました。

大伴家持とか恒武天皇(だっけ?)とか

歴史の教科書の1学期の前半で出てくるような人が登場人物で

当時の暮らしぶりを再現していました。

貴族の生活の煌びやかなこと!!!

もしあの生活が本当ならば、すっごいなぁ (*’▽’)

一方、貴族以外一般庶民の暮らしは、ひどいもので

はやり病、いまでいうコロナやインフルエンザですね、

あとは天然痘やはしかなども入るみたいです。

そういう病気が定期的に蔓延し、医学の知識がなかった当時は

多くの死者が出たそうです。

あとは地震。家は崩れ再建するのにもえらく時間を要したみたいです。

 

このドラマの中で藤原家と古くからの貴族が対立していて

遣唐使として留学していたものが

「唐の国では”闘わずして勝つ”という言葉がある

それは闘う(反感をかう)ような者を出さなければ

自然とひとつになるという事だ」と言っていました。

私はずっと”闘わずして勝つ”というのは

武力(戦争とか)など力技ではなく

知恵を使って勝つ、戦略的は感じ?だと思っていました。

でも微妙に違うんですね。

みんなが快く従うようにするにはどうすればいいのか?

パワーではなく自分の行いたい方向へむくようにするには

どうしたらいいか?ということなんですね。

組織というところでは、派閥ができます。

派閥まで言わなくても好きキライ、気が合う人、気が合わない人

そんな人たちが集まって一つの組織を作り会社が成り立ちます。

全員が同じ方向、ベクトルが同じ向きならすごく大きなパワーですよね。

違う方向に向いていると、行きたいところにはなかなか進みません。

この”闘わずして勝つ””という言葉を聞いて

今の世の中でも充分通用する言葉だなぁと深く感心したのでした (*’▽’)

 

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