あれから10年…

東日本大震災から10年。

3月に入ってからテレビで報道をよく目にするようになりました。

この10年で被害に遭われた人の生活は多様化し、

「被災者」と一言では言えなくなっている状況だと改めて感じました。

 

故郷に留まった人

戻ってきた人

戻りたくても戻れない人

新しく別の土地で基盤を作った人

 

10年という月日は平凡な人生でも環境は変わります。

子どもは大きくなり、親は年老いて、体調の変化だってありますよね。

一足飛びには解決できない課題が千差万別。

これからの日本の課題だと思います。

 

私は当時、都内に住んでいて学童の指導員をしていました。

長男が中学3年生、次男が小学3年生。

長男は学校で次男は学童に向かう途中、あと100mくらいの所で被災。

私は仕事上、預かっている子どもたちを引き渡すまで帰ることはできず

家族の安否確認を優先にすることはできませんでした。

しばらくすると職場に同じマンションのお隣さんから電話があり

「2人ともうちにいるから大丈夫だよ」と連絡がありました。

仕事を終えて帰宅し2人迎えに行き、地震のあとどういう行動をとったのか

長男に聞いてみました。

 

長男の中学校と次男の学童施設は隣接していて、

長男は下校後そのまま学童へ行き次男を迎えに行ったそうです。

母の私がすぐに帰宅できないことを知っていたので

長男は次男と一緒にお隣の家に行き

「まだ何かあるかもしれないし、子ども2人では不安なので

お邪魔させてもらってもいいですか」とお願いしたらしい。

お隣さんも快く受け入れてくれて、職場に電話をしてくれたそうです。

 

歳の離れた兄弟だったので、お兄ちゃんがとっても頼もしく

いつもは自由奔放な次男も非常時には

きちんとお兄ちゃんの言うことを聞き行動してくれたことに、

我が息子ながらたいしたもんだと涙が出ました。

当時2人をとても褒めたことを思い出しました。

あとからわかったのですが、次男が被災した場所は

その1年前に次男が交通事故に遭った場所…

鬼門ですな ”(-“”-)”

 

地球温暖化が進み、自然災害も増えてきています。

50年に一度100年に一度というのは全くアテにならず

いつ何が起こるかわかりません。

今回のコロナウィルスもそう。

むしろ平穏に過ごせることが奇跡なのかもしれない。

こうやって不自由なく過ごせることに心から感謝しないといけないなと

そして、

日頃から備えて、非常時には柔軟に冷静に対処できるようにしなければならないなと

改めて心に刻みました。

 

 

 

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