家族のこと
やっと父の手術ができた。
当日、お休みをもらい
手術中は姉と私、
２人で待機することに。
病院には別々に向かい、
病院内で待ち合わせしようと
事前に打ち合わせをしていた。
雨だったこともあり
病院の駐車場に入るまでに
渋滞 (>_<)
少し早めに来たのに
ここで渋滞かぁ (;´Д｀)
ふとバックミラーを見ると
お姉ちゃんじゃーん
(*´▽｀*)
別々に来たのに
ここで前後になるー？！
すごいよね (´ω｀*)
2つ違いの姉とは
子どもの頃
しょっちゅうケンカしてたけど
大人になってからは
なんだかんだで
気が合う。
家に遊びに行ったら
私と同じストール
（柄も同じ）があって
偶然同じものを
買っていたり、
色違いの
サマーセーターを持ってたり。
こちらに至っては
私が金ラメ、姉が銀ラメ。
金さん銀さんかっ！
そして今回も
タイミングが合い
前後で入庫。
手術2日前の説明は
私一人（厳密に言うと父と2人）で
ドクターから話しを聞いた。
姉は看護師だから
姉の方が分かるけど
仕事だから仕方ない。
父も私より
お姉ちゃんにいて欲しかったと
思うんだよね。
不甲斐ない娘でごめんよ。
不安な2人が
怖いリスク説明を聞いて
わからなすぎて
「質問ありますか？」って
聞かれてもその質問すら
出てこない状態で
たくさんの同意書にサイン。
悪いようにはしないだろうっていうのと
お医者さんなんだから
最善の責務を果たしてくれるだろう
という希望的観測で
「お願いします」と頭を下げた。
あぁ、お姉ちゃんが
いてくれたら (T_T)
手術当日、11時過ぎ。
車いすに乗った父を
ロビーで見送る。
コロナのせいで
病室にも行けないから
遠くから
「頑張ってね！」というしかない。
「頑張るのは医者や！」と言い、
手を振りながらエレベーターに
乗っていった。
「顔色もよかったし
大丈夫やろ！
ちょっと早いけど
お昼食べに行こっ！」っと
心配しても仕方ないことを
あれこれ考えず
現実的なことに
目を向ける所は似てる。
「あんた、心配じゃないの？
よくお昼ご飯なんて
食べれるなー <(｀^´)>」って
怒る人じゃなくてよかった (*´▽｀*)
ってなわけで
2人でランチ ♪
子どもたちの近況報告しながら
ごはんを食べて、
病棟へ戻り再び待機。
手術が終わったと連絡が入り
ドクターから説明。
あんなに何日も
手術を待ち望んでいたのに
術後説明はたったの2.3分。
術後はもちろん観察が必要だけど
とりあえずは無事予定通り
終わったとのこと。
まずは一安心 (´ω｀*)
そのあと
HCU（高度治療室）へ移された。
こちらも遠巻きに
まだ麻酔から覚めやらぬ、
ベットで寝ている父の姿を
遠巻きに見るだけ。
父と話ができるというので
準備が整うまで
1時間余り待たされ…
一人ずつなら入れるというので
まずは私が…
「お父さんお疲れさん。
がんばったねー」というと
父、第一声が
「成功？」
そうそう、
手術中に血管裂けて
大量出血して
命を落とすかもって
言われてたもんね。
手術室に向かう前
にこやかに手を振っていたのは
父の最大限の強がりだったのか、
それとも
私たちを安心させようと
最大限の愛情だったのか。
どちらにしても
相当覚悟を決めて
手術に挑んだに違いない。
そのあと姉と面会。
姉には
「土曜日帰れるか？」と
聞いたらしい。
え？
まだ麻酔覚めてませんけど？
( ;∀;)
よっぽど家に帰りたいんだね。
まだまだ心配なことも多いけど
まずは一安心 (*^_^*)
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