不思議な気持ち

先日、亡くなった祖母の着物をリメイクし

シャツを作りたいとブログに書いた。

その後本屋を回り、

「きものリメイク簡単に作れる~ナンチャラ」というような、

うってつけの本を見つけたので買ってきた。

 

手の届かない天袋の襖から

少し重量のある

着物などが入った箱を取り出すのは

私にとってはちょっとした労働で、

普段ならヤラナイ!ってなるんだけど、

むくむくと湧いた創作意欲は

それくらいのことではめげない!

何より、すでに本を買っちゃった以上、

本も着物も無駄にはできない。

 

「コイツは一体何を始めるんだ?」と

訝しげに見上げる飼い猫リーニャの視線をよそに

踏み台に乗り、

背伸びしてお目当ての箱に手を伸ばす。

絶対に落ちたくないっ!!

この一念で箱を引っ張り出し、

最後は放り投げるように畳の上へ。

 

ステキな柄もあるんだけど

失敗するとイヤなので

まずはステキではない柄を選ぶ。

 

さぁ、ほどいていこうと着物の縫い目を見た途端

胸がときめいた ✨

ふわっとおばあちゃんが現れて

隣りにいるような不思議な感覚に陥った。

 

着物はおばあちゃんの手縫いだったのだ。

そうだよね、昔の人って

自分で着物縫ってたよね。

おばあちゃんの縫っている姿が蘇った。

 

私が子どもの頃、

小学校に入るか入らないかの頃から

はぎれと針と糸を用意してくれて

おばあちゃんの隣で真似事してた。

簡単な巾着くらいは作ってたし、

もう少し大きくなった頃には

フェルトに綿を入れて人形を作ったりとか。

私のお裁縫好きの原点は

おばあちゃんだったなぁ。

 

そんなことを思いながら

糸をほどいてたんだけど、

このひと針ひと針の縫い目や

しっかり留めている玉結びから

おばあちゃんが感じられ

生きていた証というか、

本当にこの世にいたんだな、って

当たり前のことなんだけどね、再確認できて、

糸が、縫い目が、とっても愛おしくなり

ほどいちゃうのももったいないなー、

なんて気持ちになった。

 

外側は縫い目が見えないように

細かく丁寧に縫っているけど、

外から見えない部分は

ざっくりといい加減に縫っているあたりも

なんだか笑っちゃって (*^-^*)

おばあちゃんらしいというか、

「ここはこれでえーねん!」って

声まで聞こえてきそう

 

ふと、私も手縫いでリメイクしてみようかなって

よぎったけど、ダメダメダメダメ。

時間がかかって仕方ない。

それでもおばあちゃんが残してくれた布地。

大切に無駄なく使って生き返らせたい!と

強く思うのです。

 

 

 

 

 

 

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