考えさせられる課題

先日TVでとても深い番組をやっていました。

それは事件、事故を起こした

「加害者家族」についてです。

 

家族が殺人を犯してしまった…

被害者への償い、

加害者(犯人)への今までの家族としての在り方、

そして社会から受ける誹謗中傷と

全てのことに向き合わなければならず、

その上、仕事を失ったり

住む所もなくなったり

慰謝料などのお金もかかってくることもあり

生活自体立ち行かなくなるそうです。

 

今までそう深く考えていなかったけど

そういう状況になるということは

安易に想像できますよね。

 

殺人事件なんて自分には関係ない

だから加害者家族になんてなり得ない!なんて

思ってはいけなくて、

命を奪うということからすれば

交通死亡事故の場合も考えられるわけで。

これは家族でなくても

自分自身が加害者になる可能性もあり、

それは常に隣り合わせで生活しているということを

改めて思い知らされ恐怖に感じました。

 

「加害者家族を支援する団体」があり

青天の霹靂ともいえる状況に陥った方を支え、

裁判所にも一緒に赴き寄り添っていました。

加害者の家族は

「支援されなければ

何をどうしていいのか全くわからなかった。

心の支えになった」と話していました。

 

テレビの中で専門家は

社会が被害者に同情してしまうのは当たり前のこと。

そして加害者を批難する気持ちもわからなくはない。

加害者は逮捕されれば社会と隔離した生活を送り

ある意味社会の誹謗中傷から守られる。

しかし加害者家族は、世間に晒されてしまい

精神的にも追い詰められてしまうと話していました。

 

そして最後に出所後の再犯率のデータを示していて

仮出所者の再犯率は約25%

刑期満了に伴う出所後の再犯率は50%

と出ていました。

 

仮出所が認められるのは

身元引受人がいる場合で

家族やNPO団体が更生を支援していくそうです。

そういった支援を家族や社会がしていくことで

家族にこれ以上迷惑をかけるわけにはいかないと、

再犯率が低いのだといいます。

 

仮出所のできない人は

刑務所から出たらすぐに社会に放り出され

仕事もできずまた犯罪に手を染めてしまうという

負のスパイラルに陥ってしまうのだそうです。

 

そういった意味でも

加害者の家族を支え、

出所後にその家族が加害者を支えることで

結果的に犯罪も減っていくことに繋がるんだと感じました。

 

もちろん犯罪を犯すことは絶対にいけないことだし

加害者を擁護するつもりもないけれど

加害者や加害者家族を非難するだけでなく

決して他人事ではなく

自分にも起こり得ることだということを

忘れないようにしなければいけないなぁと

深く深く考えさせられた番組でした。

 

 

 

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