変わりゆく私の役割
こんなに暖かくても師走。
時は流れ今年も残すところ
2週間となってしまった ＿|￣|○
「師走」とはよく言ったもんで
めちゃくちゃ忙しいわけじゃないけど
何となく気ぜわしい。
次男が今月の初めに引っ越し、
いなくなった後の
部屋の片づけやら…
そういうこともあって
気ぜわしさに拍車をかけていた。
彼のいない生活も
何となく慣れてきたような。
元々不在がちだったから
それほど違和はなかったものの
昨日買い物に行ったとき
美味しそうなパンを見て
「明日の朝次男食べるかな、
買って行ってあげよ」って
ふと頭に浮かんだものの
「あ、もういないんだ」って思い直し
急に眼がしらが熱くなった。
寂しいって初めて感じた。
普段の買い物や出先でも
これ、好きそうだなって
子どもたちの好きな物、
買って帰っていた。
大人になって
世話を焼かなくなってからでも
いつも頭の片隅には彼らがいて
ちょっとした会話や
美味しそうに食べる姿や
そんな日常がいつまでもあると、
そんなことは思ってなかったけど、
あぁ、家に帰ってもいないんだな、
もう毎日ウチに「ただいまー」って
帰ってこないんだなって
改めて実感し
親離れして肩の荷が下りたことより
初めて寂しさの方が勝った。
子どもを授かってから
出産し、
ミルクをあげ、
おむつを替え、
泣いては抱き上げ
一緒に笑い、
好き嫌いがないようにとか
時間を守るようにとか
お友達を大切にとか
あいさつは大事だよとか
大人になっても困らないようにと
それだけを願って育ててきた。
もう役割は終わったんだ。
同じステージに
上がれなくなっただけ。
次のステージに移った息子たち。
彼らのステージでの私の出番は
時々現れる風の役？
小道具を支える黒子？
それくらいなのかもね。
大事な役だけど出番は時々。
静かな時間がたくさんできた。
コーヒーを淹れ
本を読むようになった。
暮らしの変化に
気づいているのかいないのか、
いつも通り私の傍らに
丸まって寝ているネコがいる。
いつも通り
いつも通り (*´▽｀*)
ワコーズホーム株式会社 HP
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